五鈷鈴

 五鈷鈴とは・・・ ①素文鈴・・・一番多く見られる五鈷鈴で、鈴身に紐飾りをめぐらしてある。日本の今作られている五鈷鈴も、これを基本としたものが多い。②仏像鈴・・・鈴側に仏尊を半肉にし、したものである。これは、中国唐時代のものが多く、密教法具中の大座を占めるものといえるものである。仏像鈴は仏像によってほぼ3種に分けられる。1、鈴側に五大明王をしたもので明王鈴を呼ぶ。2、鈴側に、四天王をしたもので四天王鈴と呼ぶ。3、四天王の梵天と帝釈天を加えたもので 梵釈四天王鈴と呼ぶ。③三昧耶鈴・・・鈴側に三昧耶形をしたものである。三昧耶形とは、仏像の持物などの姿をかりて仏・菩薩を象徴的に表現するものである。④種子鈴・・・鈴側に種子(梵字)を表すものである。種子鈴は表す種子によって2種に分けられる。1、鈴側に梵字(バン)・(ウン)・(タラク)・(キリク)・(アク)を時計回りにめぐらすもので金剛界鈴と呼ぶ。2、鈴側に梵字(ア)・(アー)・(アン)・(アク)を時計回りにめぐらすもので胎蔵界鈴と呼ぶ。

金剛鈴の1種で、鈴の上に五鈷杵形の柄をつけた法具で金剛鈴の中でも、種類も多く 鈴の形により分けると素文鈴・仏像鈴・三昧耶鈴・種子鈴(梵字鈴)などに分けられる。 

 

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