五鈷杵

チベット密教法具を始め、各宗派法具・仏具を取り揃えています。
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今回は法具の中でも五鈷杵についてご紹介致します。

 

五鈷杵は、鈷の形は三鈷杵とほぼ同じであるが鬼面をつけた鬼面五鈷杵の場合は、中央に鈷に 縦に桶(ヒ)を刻み脇鈷の元に獅噛形をつけるのが通制である。外、五鈷杵の形として重要なものに弘法大師の請来の品そのものと見られる請来形五鈷杵があ る。永く御修法のときこれを用いて王体加持を行った歴史を持つもので、正に密教法具の王者である。この杵の特徴は、把の中央部を鬼目や鬼面ではなく、一六 面の切子形につくり各面の中心に宝珠形や円文を刻んでいる。この切子は賢劫十六尊を象徴するといわれる。又、中央の鈷を八角につくりその下方に三本ひと組 の段節をつけるのもこの杵の特徴であり、又、四本脇鈷の外緑の3箇所に火焔形(雲形)を飾るのを基本とするため、この雲形を五鈷杵とも呼ぶ。外に、雲形を つけた五鈷杵もあり、これを火焔五鈷杵といい五智の光炎を表すというがこの場合鬼目部は一六面を作らない。あち、五鈷杵の特殊なものに都(スベ)五鈷杵や 割五鈷杵などがある。都五鈷杵は4本の脇鈷を中鈷に添え細くし独鈷杵のように作ったものである。この形は、修行中の特別の修法用と伝えられている。割五鈷 杵は、五鈷杵を縦割りにし片方を三鈷、片方を二鈷とした2つの杵を組み合わせて1つの五鈷杵の形としたものである。その形から、人形杵ともいう。愛染明王 の敬愛法を修法するときに用いられるといわれ、又、立川流との関連が深いといわれる。

 

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